「二塁打が自分にとってのモチベーションに」オリックス谷佳知、引退記者会見の全内容
オリックスの谷佳知の引退記者会見が16日13時より京セラドーム大阪内にあるインタビュールームで行われた。会場には入りきれないほどの報道陣が集まる中、谷が登場。会見は終始和やかなムードで行われた。ベースボールチャンネルでは会見の全内容をお伝えする。
2015/09/16
どら増田
指導者としての道を歩みたい
続いて、個別質問へ移る。
◆個別質問
――野球人、谷佳知の次の夢は？
谷「指導者として選手を育てていければいいですし、プロ野球だけじゃなくて、日本中に野球少年はいるので、そのために何かやれればなと思っています」
――例えばこんな選手を育ててみたいとかありますか？
谷「僕以上の選手を育てていきたいなと思ってます。僕が凄かったわけじゃないんですけど、自分の技術の全てを授けて、それ以上の選手になってほしいなと思います」
――谷選手はプロ野球選手の中で体が大きいほうじゃないんですけど、ここまで数字を残せたのは何が一番大きかったんですか？
谷「うーん。怪我は色々ありましたけど、大きな怪我はなかったっていうのが一番ですし、強い体に産んでくれた両親に感謝してますし、親もここまで野球がやれると思ってなかったって言ってましたので、その辺は僕にとってありがたいなと思います」
――旅行の行き先は決まってるんですか？
谷「旅行の行き先（笑）まだ決めてないんですけど、決めようかな（笑）まずはゆっくりして、家族と2年間一緒にいなかったのもありますし、まず子どもと遊びたいというのが、少しあるかもしれないです。子どもはどう思ってるかわからないですけど（笑）」
――お子さんに野球は教えたいですか？
谷「野球も教えたい気持ちはありますが、アイスホッケーのほうをちょっとやってまして、練習に日々励んでまして、野球もクラブチームに入ってますし、サッカーもやっているので、いろんなスポーツをやってみて、自分でこの競技がいいというのを決めてもらえれば嬉しいなと思っています」
――谷さんが野球を教えられることはありますか？
谷「まだそこまで見てないし、自分の中でキャッチボールしたり、これから教えて行きたいなと思いますし、広い公園の中でバッティングとかできればいいなと思ってますけどね。」
司会「大丈夫ですか？では、今後10月3日の本拠地最終戦で谷選手の引退セレモニーを行うことになりました。その際にもご挨拶させていただきますが、それに先立ちまして谷選手より報道関係の皆さまにご挨拶をさせていただきます」
谷「19年間大変お世話になりました。マスコミの皆さんがいなければ、ここまでやれてなかったと思いますし、本当に良い記事を書いていただいたり報道していただいたことが、僕にとっての収穫とここまでやってこれた結果だと思います。これからも野球に携わる仕事をしますので、応援のほどよろしくお願いします」
報道陣から拍手の中、退場。