京セラドーム大阪(大阪ドーム)で最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング6〜10位【プロ野球通算成績】
2022/05/09
産経新聞社
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野球の見方の一つに、選手個人と球場の相性というものがある。ビジターであれば、対戦球団が苦手なだけという場合もあるが、選手によっては、球場の得手不得手というものもあるようである。
ここでは、球場別の個人成績にフォーカスし、部門別にランキング形式で紹介していく。上位選手を見ることで各球場の「顔」を確認していこう。今回は大阪ドーム(京セラドーム大阪)・通算勝利編(2021年終了時点)。
球場情報:京セラドーム大阪
正式球場名:大阪ドーム
開場年月:1997年3月
球場の広さ:両翼100m、中堅122m(現在の広さ)
公式戦初開催:1997年4月8日 近鉄-ロッテ(1回戦)
公式戦試合数:1674試合
本塁打数:2681本
トップ10には、近鉄、楽天のエースを務めた岩隈久志や、ブランドン・ディクソンなど多彩な顔触れとなった。岩隈と並んで6位にたった山本由伸は、昨季1年間で9勝を挙げる荒稼ぎ。今季もすでに1勝を手にしており、現状単独6位に位置する。
8位タイの平野は、ルーキーイヤーから開幕ローテーション入りして7勝、翌2007年には8勝をマークした。その後は負けが先行するシーズンが続き、10年からは救援へ回ったが、リリーフ適正を発揮。11年にセットアッパーとして49ホールドポイントを挙げ、最優秀中継ぎ投手を受賞すると、12年シーズン途中からはクローザーへ定着し、14年には40セーブで最多セーブのタイトルに輝いた。17年オフには海外FA権を行使してメジャー移籍。昨季4年ぶりの日本球界復帰を果たした。
10位から6位の選手は、以下の通り。
8位タイ 平野佳寿 17勝(オリックス17勝)
8位タイ 前川勝彦 17勝(近鉄17勝)
8位タイ ブランドン・ディクソン 17勝(オリックス17勝)
6位タイ 山本由伸 19勝(オリックス19勝)
6位タイ 岩隈久志 19勝(近鉄17勝、楽天2勝)