京セラドーム大阪(大阪ドーム)で最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】
2022/05/09
産経新聞社
1位:金子千尋(弌大) 61勝(オリックス59勝、日本ハム2勝)
2位と20勝以上の差をつけトップに立ったのは、最優秀選手と沢村栄治賞を同時受賞し、現在は日本ハムでプレーする金子弌大だ。
金子は、長野商、トヨタ自動車を経て、2004年ドラフト自由枠でオリックスに入団した。1年目は入団前からの故障の影響で一軍登板なしとなったが、翌07年にリリーフとして開幕一軍入り。シーズン途中から先発に転向すると、08年には2桁10勝を挙げた。
同年から4年連続2桁勝利を記録するなどチームのエースへと成長。特に10年は17勝8敗、190奪三振、防御率3.30で最多勝のタイトルを受賞した。さらに圧巻だったのは、チームが熾烈な優勝争いを繰り広げた14年シーズン。16勝5敗、199奪三振、防御率1.98の成績を残し、最優秀防御率と最多勝の投手2冠、さらには最優秀選手と沢村栄治賞に輝いた。以降も存在感を示した一方で、成績は下降傾向に。18年オフにはチームを退団し、日本ハムに活躍の場を移した。
9日時点の通算成績は、385試合(2017回2/3)を投げ、129勝93敗5セーブ8ホールド、1715奪三振、防御率3.08。オリックス時代に120勝を記録した。