【7・8月月間MVP】セは巨人ビエイラ&広島・鈴木誠也が初受賞 パは連続の山本由伸と高卒3年目・藤原恭大
2021/09/08
日本プロ野球機構(NPB)は8日、7・8月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表。セ・リーグはチアゴ・ビエイラ(読売ジャイアンツ)と鈴木誠也(広島東洋カープ)。パ・リーグは山本由伸(オリックス・バファローズ)と藤原恭大(千葉ロッテマリーンズ)が受賞した。
セ・リーグ投手部門は巨人のビエイラ投手が初受賞。期間中クローザーとして12試合に登板して9セーブをマークし、防御率は驚異の0.00。許した安打はわずかに2と抜群の安定感をみせた。
打者部門は、鈴木誠也が意外にも初の受賞。期間中全27試合に出場し、リーグトップとなる打率.333、9本塁打、27打点の打撃三冠を記録した。また、長打率.700、出塁率.455もリーグトップで、最強打者にふさわしい成績を残した。
パ・リーグ投手部門は、2021年6月度に続いて連続受賞となる山本。7・8月度は4試合に先発登板し、リーグトップの防御率0.84、4勝、リーグ2位タイの32奪三振と好成績を残した。また、同期間登板した全ての試合で白星を挙げ、5月28日の東京ヤクルトスワローズ戦から続いている連勝を8まで伸ばしている。
打者部門は、ロッテの若き外野手・藤原が初受賞。7・8月度の全24試合に出場し、得点(18)、安打(32)、二塁打(9)、塁打(58)、盗塁(5)、長打率(.630)でリーグトップ、本塁打(5)、打率(.348)、出塁率(.439)でリーグ2位と各打撃部門において好成績を残した。
【データで選出7・8月月間MVP】オリックス・山本由伸がまたも投手トップ。ロッテ・藤原恭大は惜しくもトップを逃す