対戦相手に『初○○献上』 。ロッテCS進出へのカギは”初物”対策?
ロッテは初物に弱い? 今季、これまで初○○献上したケースを一部紹介したい。
2015/09/24
佑ちゃんはロッテと相性良い?
21日から23日までの楽天戦で3連勝を飾った4位ロッテ。3位西武もオリックス相手に3連勝で、ゲーム差は1.0のまま変わりはない。
23日試合終了時点で残り試合は西武が5試合、ロッテは11試合も残っている。
28日に直接対決を迎えるが、最後までクライマックスシリーズ争いはもつれそうだ。
ところで「初物に弱い」という言葉がある。
例えばこれまで一度も対戦したことのない投手を前に打線が沈黙するケースが続くと、使われやすい。
西武の背中を追い続ける、ロッテにはこうしたエピソードが今シーズンは多い。
特に今季『初○○』を相手チームに献上するケースが目立つ。
今月16日、日本ハム・斎藤佑樹投手が今シーズン初勝利を飾った。6回5安打1失点の内容、実に352日ぶりの白星だった。対戦相手はロッテ。球場はQVCマリンフィールド。野球ファンならこのシチュエーションに既視感を抱くかもしれない。
昨年7月31日、斎藤佑樹はこの日もQVCマリンで行われたロッテ戦に先発。6回6安打1失点の好投で2年ぶり、785日ぶりとなる勝利を挙げている。
ただの偶然と言えばそこまでだが、斎藤が2011年にプロ初勝利を挙げた相手もロッテ。まさに斎藤にとっては格好の餌食になっているのだ。
日本ハムに関しては、斎藤佑樹だけではない。8月19日にメンドーサの代役としてスクランブル登板した新垣勇人は、QVCマリンで3年目で悲願のプロ初勝利をつかんだ。