杉内・内海の穴を埋めた男たち――2015年巨人新ローテでいざV4へ
V4を目指す今季の巨人は特に先発陣の顔ぶれが大きく変わった。これまでチームを支えた両エース左腕が故障や不振で離脱。ローテ崩壊の危機を新加入の投手が救っている。
2015/09/25
新ローテの柱で天王山へ
マイコラスは12勝3敗 防御率1.95という抜群の数字を残し、さりげなく美人妻ローレンさんもUFC日本大会でラウンドガールデビュー。
ポレダは貴重な先発左腕として2点台の防御率に8勝を挙げる活躍。
高木勇人も序盤は勝ち頭として3・4月度月間MVPに輝き、「熱々オムハヤト弁当」を緊急発売。
ここまで3人計68試合に先発し、439回1/3を投げた新ローテの救世主たち。
結果的に杉内と内海の穴は、彼らが完全に埋めてくれた。
メジャーで結果が出ずに日本球界に新天地を求めたマイコラスとポレダ。
幾度となくドラフト指名漏れを繰り返した26歳のオールドルーキー高木勇人。
1年目から結果を残さなければ、次はない。
いわば崖っぷちの明日なき男たちが、崖っぷちの巨人ローテを救ってみせたのである。
26・27日はついに本拠地東京ドームでヤクルトとの直接対決2連戦。
先発予想は初戦が高木勇人、2戦目が中4日でエース菅野。
この今季最重要とも言える試合で、これまでチームを支えた杉内や内海ではなく89年組の菅野と高木勇人が先発。
ひとつの時代が終わり、新しい何かが始まろうとしている。
まさに2015年の原巨人を象徴する天王山になるだろう。
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