第26週、パは十亀剣(西武)、セは山田哲人(ヤクルト) 【BBC編集部が選ぶ、NPB週間MVP第26週(9/21-9/27)】
日々データ系のコラムを配信しているベースボールチャンネルでは、今季開幕から毎週セ・パ両リーグ、投打のMVPを独自にあげていく。数値からはすべてとは言えないが、現在のチーム状況が見えてくる。また今後の展望にも、ぜひ参考にしていただければうれしい。今回は、9月21日から9月27日までの集計とする。
2015/09/28
日本ハム・大谷が15勝目を挙げる
今度は投手陣だ。
PR(Pitching Run)順。リーグの平均防御率よりどれだけ傑出しているかを見る指標となる。
野手同様にパリーグから見ていく。平均防御率は前週3.52。今週は3.15。投高に振れた。
両リーグともに主戦級の投手が短い登板間隔で投げるケースが目立つ。
西武の十亀剣は2試合に先発し、15回を投げて自責点1で2勝を挙げた。日本ハムの大谷翔平は8回零封、最多の12奪三振。しかしこの週、楽天の則本昂大も6奪三振。奪三振王争いは則本197、大谷196と接戦が続いている。
救援投手では、西武の増田達至が5試合6.2回を投げる力投で2セーブ、オリックス佐藤達也、ロッテ内竜也も2セーブ、ソフトバンク森唯斗は3ホールド。
ヤクルト・石川が2勝を挙げる
次にセリーグだ。防御率は前週の3.58から2.52と大きく投高に振れた。
ヤクルトの石川雅規はこの週2試合に登板し、11回で自責点2、2勝。巨人のマイコラスは7.1回を無失点。阪神の能見篤史、ヤクルトの館山昌平は7回を零封。これも2試合に先発した広島のジョンソンが16奪三振。
救援投手は、ヤクルトの秋山亮が5試合で4ホールド。救援投手だがPRで1位になった。ヤクルトはバーネットも4セーブ。
投手のMVP、先発投手、パは西武の十亀が2回目の選出、セはヤクルトの石川。
救援投手、パは西武の増田で2回目の選出。セはヤクルトの秋吉。
今週の投打の総合MVP、パは週間2勝の西武の十亀。セは打撃のすべての部門でトップに立ったヤクルトの山田で4回目の選出とする。