NPBシーズン最多安打のみならず。秋山翔吾、最終戦に期待される記録達成の数々
埼玉西武ライオンズの秋山翔吾は30日のオリックス・バファローズ戦で5打数5安打を記録。2010年に記録した、阪神タイガースのマートンが持つNPBのシーズン最多安打記録214本に並んだ。
2015/10/01
1試合で5安打の固め打ち
ライオンズにとって、今季残り2試合。クライマックスシリーズ進出へ1敗も許されない状況で、最近湿りがちだった秋山のバットが火を噴いた。
30日試合前時点で今季の通算安打数は209本。日本記録まであと5本と迫っていた秋山は、第1打席にレフトへ2塁打。2回に訪れた第2打席は打点付きの右中間の三塁打。3回の第3打席は四球。
この日は打線がつながり、次々に打席が回ってきた秋山は5回の第4打席は再びレフト2塁打。5打席目はレフト前安打。8回に訪れた第6打席目はライトへタイムリー2塁打。9回の最終打席は四球。7回すべて出塁し、5打数5安打。2010年に当時ロッテの西岡剛がつくったNPBシーズン最多猛打賞の27回にも並んだ。
30日試合終了時のシーズン最多安打ランキング。200安打以上だ。
1.秋山翔吾 西武 2015年 214安打
1.M.マートン 阪神 2010年 214安打
3.イチロー オリックス 1994年 210安打
4.青木宣親 ヤクルト 2010年 209安打
5.西岡 剛 ロッテ 2010年 206安打
6.A.ラミレス ヤクルト2007年 204安打
7.青木宣親 ヤクルト 2005年 202安打
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