NPBシーズン最多安打のみならず。秋山翔吾、最終戦に期待される記録達成の数々
埼玉西武ライオンズの秋山翔吾は30日のオリックス・バファローズ戦で5打数5安打を記録。2010年に記録した、阪神タイガースのマートンが持つNPBのシーズン最多安打記録214本に並んだ。
2015/10/01
改めてわかる、94年イチローの記録のすごさ
1994年にイチローが初めて200安打を突破したが、長くそれに続く選手は出なかった。11年後に青木が200のラインを突破、以後、5人の選手(青木は2回)が大台を突破した。
イチローの記録は今や3位になった。
しかしイチローの時代は130試合、今は143試合制だ。
1試合あたり安打数では、まだイチローが圧倒的だ。143試合制に換算すると200安打以上の選手はこうなる。()は当時の試合数。
1.イチロー オリックス 1994年 231安打(130試合)
2.秋山翔吾 西武 2015年 215安打(142試合 30日時点)
3.M.マートン 阪神 2010年 213安打(144試合)
4.イチロー オリックス 1996年 212安打(130試合)
5.青木宣親 ヤクルト 2010年 208安打(144試合)
6.R.ローズ 横浜 1999年 205安打(134試合)
7.西岡 剛 ロッテ 2010年 205安打(144試合)
8.A.ラミレス ヤクルト2007年 203安打(144試合)
9.青木宣親 ヤクルト 2005年 201安打(144試合)
イチローの記録はダントツだったことがわかる。1996年に193安打しているが、これも143試合制なら212安打となり4位に相当する。また1999年横浜のローズが記録した192安打も、143試合制なら205安打になる。
昨年までの144試合制での記録は1本ずつ少なくなる。