NPBシーズン最多安打のみならず。秋山翔吾、最終戦に期待される記録達成の数々
埼玉西武ライオンズの秋山翔吾は30日のオリックス・バファローズ戦で5打数5安打を記録。2010年に記録した、阪神タイガースのマートンが持つNPBのシーズン最多安打記録214本に並んだ。
2015/10/01
最終戦、秋山に懸かる期待
もちろん、日本記録に並んだ秋山の214本の数字は輝かしいものだ。
143試合に換算しても、今年の秋山翔吾は歴代2位に相当する大記録だ。
1日の最終戦、秋山にとっていろいろな意味で重要な一戦だ。
まずは勝利をおさめて、クライマックスシリーズ進出へ優位な状況をつくり、ロッテにプレッシャーをかけなければならない。
今日勝てば、ロッテは残り試合1敗しか許されなくなる。
そのためには、秋山のバットで勢いづけたい。
個人記録では、まずNPBシーズン最多安打記録の更新がかかっている。3安打以上の猛打賞となれば、NPBシーズン最多猛打賞回数も更新となる。
なお、現在欠場している首位打者の柳田悠岐と2位の秋山の打率の差は6厘9毛差。
昨日、秋山は7打席回って5安打2四球だったが、今日、7打数7安打で柳田が欠場となれば、
秋山翔吾 605打数221安打 .365289
柳田悠岐 499打数182安打 .364729
となり、5毛6糸差で柳田を抜くことになる。
仮にそうなれば、昨日から12打数連続安打となり、1991年の大洋・レイノルズ、2003年の巨人・高橋由伸が記録した11打数連続安打を破るNPB記録ともなるのだ。
首位打者、連続安打達成の可能性はわずかかもしれないが、奇跡の大逆転にも期待を懸けたくなる。