巨人・野上亮磨が現役引退表明 2019年にアキレス腱断裂も再起「投げられたので悔いはない」
2021/10/26
読売ジャイアンツの野上亮磨投手が27日、ジャイアンツ球場で引退会見を行った。球団公式サイトがその模様を伝えている。
西武、巨人で計13年間プレーした野上。神村学園高、日産自動車を経て、2008年ドラフト2位で西武に入団。フリーエージェント(FA)権を行使し2018年に巨人へ移籍。13年間で254登板、58勝63敗4セーブ、防御率4.03の成績を残した。
今季は、左アキレス腱断裂の大けがを克服し、4月2日に一軍登録された野上。主にリリーフとして9試合(16回1/3)に登板し、0勝1敗1セーブ4ホールド、防御率1.65の成績を残したが、右肩を痛めて5月19日に登録抹消。以来一軍マウンドからは遠ざかっていた。
同サイトによると、会見では「すっきりしています」と引退を決意した今の心境を語っている。2019年のアキレス腱断裂の際に「引退かなと思ったが、球団トレーナーや病院の人が親身になってサポートしてくれた。もう一回、一軍の舞台で投げるのを目標にやってきたが、今年、しっかり投げられたので悔いはない。(右肩を痛めたのは)一軍の舞台で出し切ったけがなので」と現役生活の最後を振り返ったようだ。
【2021年版】読売ジャイアンツ(巨人) 現役引退 戦力外通告 自由契約 退団選手一覧