DeNA・宮﨑敏郎、FA権行使せずチーム残留を発表 決め手は本拠地最終戦セレモニー「たくさんのファンの方が横浜スタジアムへ…」
2021/10/29
横浜DeNAベイスターズの宮﨑敏郎内野手は29日、球団事務所で記者会見を開催。今季取得したフリーエージェント(FA)権を行使せず、チームへ残留すると発表した。
宮﨑は、厳木高、日本文理大、セガサミーを経て、2012年ドラフト6位で入団した32歳。4年目の16年にレギュラー格となると、翌17年から不動の三塁手に定着。同年は打率.323で首位打者のタイトルに輝いた。以降も主軸として打線の中心を担い、18年にはクリーンアップの一角として自己最多の28本塁打をマーク。今季も打率.301、16本塁打、73打点の成績を残していた。
♢宮﨑敏郎内野手のコメント
「この度、FA権を行使せずに横浜DeNAベイスターズに残留することに決めました。残留を決意したのは、本拠地最終戦セレモニーでグラウンドを一周する際に、声は出せないですがたくさんのファンの方が横浜スタジアムへ足を運んでくださり、選手たちに熱い気持ちを届けてくれたことです。ファンの方々の熱い気持ちへの恩返しとして、僕たちも勝たないといけないと思っています。
これからもチームの勝利へ向けて、自分がその一つのピースになっていくことで、1試合でも勝利に貢献してファンの皆さんと喜びを分かち合いたいです。」