”日本一”の「鉄腕」は? プロ野球通算登板数ランキング1~5位【NPB歴代最高記録】
2022/11/30
産経新聞社
第4位:梶本隆夫 867試合登板(実働期間1954-1973)
生年月日:1935年4月8日
身長/体重:186センチ/75キロ
投打:左投左打
経歴:(多治見工-)阪急
阪急一筋20年を貫いた梶本。米田哲也との“ヨネカジコンビ”で低迷機からチームを支え、黄金期へと導いた。
梶本は、1953年に阪急(現オリックス)へ入団した。ルーキーイヤーから即戦力として55試合に登板し、20勝をマーク。すぐさま左腕エースとしての地位を確立した。
同年から9年連続2桁勝利(うち20勝以上4度)を記録するなど輝きを放ち、56年からは2年連続でリーグ最多の奪三振数を記録。63年以降は不振のシーズンが続いたが、67年に15勝、防御率2.44の成績を残し、復活を遂げた。
登板数に着目すると、キャリアハイは56年の68試合登板。実働20シーズンのうち13シーズンで40試合以上を投げており。コンスタントに登板数を積み上げていた。