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”日本一”の「鉄腕」は? プロ野球通算登板数ランキング1~5位【NPB歴代最高記録】

2022/11/30

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産経新聞社



第2位:米田哲也 949試合登板(実働期間1956-1977)


生年月日:1938年3月3日
身長/体重:180センチ/87キロ
投打:右投右打
経歴:(境高-)阪急-阪神-近鉄
 
 無尽蔵のスタミナを誇った右腕・米田。勝利数、奪三振数に続き、歴代2位にランクインした。
 
 1956年に阪急ブレーブス(現オリックス)へ入団。いきなり51試合に登板すると、翌57年には21勝を挙げ、同年から18年連続2桁勝利(うち20勝以上8度)を記録した。
 
 阪急では、梶本隆夫との左右2枚看板でフル回転した。打線の援護に恵まれないことも多く、59年には防御率2.11ながらシーズン最多の24敗を喫したが、初のリーグ優勝を果たした67年を機にチームも躍進。翌68年には29勝13敗、237奪三振、防御率2.79をマークして2年連続のリーグ優勝へ導き、自身は初の最優秀選手(MVP)に輝いた。75年シーズン途中には阪神へ移籍。77年は近鉄でプレーした。
 

 
 阪急時代は、1年目から15年連続40試合以上に登板。うち11シーズンで50試合以上を投げるなどフル回転した。また、その他にも多くの主要投手部門で歴代上位の数字をマーク。一方で失点数、被安打数などの通算記録でもNPBトップとなっているが、登板数、投球回の多さが大きく起因していた。

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