”日本一”の「鉄腕」は? プロ野球通算登板数ランキング1~5位【NPB歴代最高記録】
2022/11/30
産経新聞社
第1位:岩瀬仁紀 1002試合登板(実働期間1999-2018)
生年月日:1974年11月10日
身長/体重:181センチ/84キロ
投打:左投左打
経歴(西尾東高-愛知大-NTT東海-)中日
ドラフト:1998年ドラフト2位
NPB通算セーブ数記録を持つ“鉄腕”クローザー“岩瀬。登板数でも唯一1000試合の大台に到達し、歴代トップに立った。
岩瀬は、1998年ドラフト2位で中日に入団。ルーキーイヤーからリーグ最多の65試合を投げ、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得すると、リーグ優勝を果たした2004年シーズンからはクローザーを担った。
翌05年には、当時のNPBシーズン最多記録となる46セーブを記録し、初の最多セーブ投手を受賞。以降はチームの絶対的守護神として君臨し、同年から9年連続30セーブ以上(うち40セーブ以上4度)をマークした。
個人タイトルを見ると、最多セーブ投手(最優秀救援時代を含む)5度(05〜06、09〜10、12年)、最優秀中継ぎ投手3度(1999〜2000、03年)を受賞しており、ともにNPB最多タイ記録。17年にはカムバック賞も受賞した。また、プロ入り後から15年連続50試合以上に登板し、現役最終年の18年にも48試合を投げるなど最後まで“鉄腕”ぶりを遺憾なく発揮していた。