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DeNA中畑清監督、退任。世代交代、観客動員アップ……4年間の功績

3日、横浜DeNAベイスターズは中畑清監督の今季限りの退任を発表した。DeNAベイスターズの初代監督として4年間、結果は出なかったが貢献度は非常に高い。

2015/10/04

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今季は前半戦首位ターンも…

 DeNAの中畑清監督の退任が3日正式に発表された。
 南場オーナーは7月の早い段階で続投要請を出しており、球団側は慰留に努めたが、中畑監督の決意は固かった。

 中畑監督は親会社がDeNAに変わった2012年、横浜DeNAベイスターズが誕生した年に監督に就任。過去に監督経験はなく、新人監督だった。

 以来、4シーズンにわたって采配を執り、6位、5位、5位、6位(10月2日現在)とBクラスに甘んじている。

 DeNAは2007年にクライマックスシリーズが両リーグで行われるようになってから、ポストシーズンに進出していない唯一のチームだ。

 今季は98年に横浜ベイスターズが優勝して以来の前半戦首位ターンにもかかわらず、現時点で最下位に転落した。

 快調な滑り出しを見せた2015年。それでも今年もクライマックスシリーズへ進めなかったのは、交流戦を3勝14敗1分と大きく負け越したことが大きい。もともと交流戦には弱かったDeNAだが、昨年は13勝11敗と勝ち越し。しかし今季は大きく負け越した。

 5月、6月と31勝24敗と首位を走っていたが、交流戦を挟んで7月以降は27勝42敗と大敗し、ペナントレースから脱落した。

 これまでの成績だけを見れば辞任も当然かと思うかもしれない。
 しかし、中畑清監督になってから、DeNAは明らかに変化しつつあった。

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