カープ・堂林翔太がFA権を行使せず残留 「育ててもらった球団でもありますし、すごく愛着もある」
2021/11/05
広島東洋カープは5日、堂林翔太内野手がフリーエージェント(FA)権を行使せず、残留することを表明したと伝えた。
堂林は、中京大中京高から2009年ドラフト2位で広島に入団。右の大砲候補としてプロ3年目の12年に一軍デビューを飾ると、同年は主に三塁手として全試合出場とブレイクを果たした。
しかし、背番号「7」を着けた翌13年以降は、成績が低迷。長らく苦しいシーズンが続いていたが、昨季は遂に再ブレイク。打率.279、14本塁打、58打点、17盗塁をマークし、守備でも複数ポジションを守れるユーティリティー性を発揮していた。
通算成績は、738試合出場、打率.241、465安打、45本塁打、200打点、39盗塁となっている。
♢堂林翔太内野手のコメント
「FA宣言せず、広島にお世話になることを決めました。ここまで12年間、カープでやらせてもらって、育ててもらった球団でもありますし、すごく愛着もありますので、カープでお世話になろうと決めました。また来年も厳しい戦いが始まるので、そこへ向けた準備をしていきたいです。」