日本ハム、19年メジャー31発のレナート・ヌニエスと契約合意「本当に幸運でした」 新庄監督も期待「彼は打つよ。持ってるよ。」
2021/11/05
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北海道日本ハムファイターズは5日、前ミルウォーキー・ブリュワーズ所属のレナート・ヌニエス内野手と契約合意に達したと発表した。
ヌニエスは、ベネズエラ出身の27歳。身長185センチ、体重99キロ。右投右打の内野手だ。2010年にアマチュア・フリーエージェント(FA)でオークランド・スレチックスに入団。16年にメジャーデビューを果たすと、19年にはボルティモア・オリオールズで151試合に出場し、打率.244、31本塁打、90打点をマークした。今季はデトロイト・タイガースで14試合に出場。シーズン途中に自由契約となり、ブリュワーズとマイナー契約を結んだが、メジャー昇格はならなかった。
MLB通算成績は、307試合出場、打率.245、258安打、56本塁打、154打点、1盗塁、OPS.760(出塁率.308+長打率.452九となっている。
♢レナート・ヌニエス内野手のコメント
「日本で野球をする機会を与えてくださった北海道日本ハムファイターズに感謝します。新たな挑戦への道を得たことに、気持ちの高ぶりを抑えることができません。将来日本へ行くという希望は、数年前からずっと私の頭の中にありました。今回、その日本で初めてユニフォームに袖を通す球団がファイターズという素晴らしいチームであったことは、本当に幸運でした。
目標は、何としてもチームをプレーオフ、そして優勝へと導くこと。それを必ず達成できるよう、日々全力で取り組む決意を新たにしています。北海道の皆さん、そして全国のファイターズファンの皆さん、応援よろしくお願いいたします」
♢新庄剛志監督のコメント
「ヌニエス。彼は打つよ。持ってるよ。ビデオ観たけど、スイングスピードはちょっと遅く見える。でも、これは逆に日本の野球にフィットする可能性が高いね。なぜかというと、それがボールをバットにうまく乗せて打つことができる技術を持っている証拠だから。軸足に体重をしっかり乗せて、体が前に突っ込まないフォームなのよ。右方向に打球が飛んでいなそうだけど、引っ張ることに関しては一流だね。まあ、足はあんまり速くないんだろうけど、一塁手と DH で交互に使っていったら、闘争心に火がつくんじゃないかな。面白い選手になると思うよ」