広島、新助っ人ニック・ターリーと契約合意 高い奪三振率誇る左腕「興奮しています」(広島カープ)
2021/11/09
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広島東洋カープは9日、ニック・ターリー投手と選手契約が合意に達したと発表した。背番号は未定となっている。
カリフォルニア州出身のターリーは、1989年9月11日生(32歳)、身長193センチ、体重104キロの左腕。2008年MLBドラフト50巡目(全体1502位)でニューヨーク・ヤンキースに入団した。2017年にミネソタ・ツインズでメジャーデビューを果たすと、2020年には、ピッツバーグ・パイレーツで、25試合に救援登板した。
今季はシカゴ・ホワイトソックス傘下(3A)でプレーし、43登板で1勝4敗、防御率5.02の成績。43イニングで60三振を奪うなど、高い奪三振能力を誇る。米公式『MLB.com』のデータサイト『Baseball savant』によると、メジャーに登板したシーズン(2017、2020)のデータだが投球割合は平均94.1マイル(約151キロ)の速球とカーブが半分ずつ。2017年にはチェンジアップも投じていたようだ。
ターリーは球団を通じて、「カープおよび広島の皆様のためにプレーできる機会を頂けて興奮しています!シーズンが始まることを待ちきれません。応援よろしくお願いします」とコメントしている。