【10・11月月間MVP】セは史上初ルーキーの同月投打受賞 パは山本が4連続受賞(伊藤将司、牧秀悟、山本由伸、近藤健介)
2021/11/09
セ・リーグ
セ投手部門は、阪神・伊藤将が初受賞。同期間は先発として4試合に登板し、リーグ1位タイとなる月間3勝をマークした。27回2/3を投げて、防御率は0.98。阪神の新人左腕では1967年の江夏豊氏以来となる球団史上2人目の10勝目も挙げた。
◇伊藤将司投手コメント(球団公式HPより)
「チームも優勝がかかっている中で必死に投げた結果、この結果に結びついたのが良かったと思います。しっかり来年も二桁勝利を目指して、頑張っていきたいと思います」
セ打者部門は、DeNA・牧がこちらも初受賞。牧は、全19試合に出場し、リーグトップとなる打率.452、33安打、11二塁打を記録するなど、新人らしからぬ卓越した打撃を披露した。10月23日の3打席目からは5打席連続二塁打を放ちNPB記録を更新。10月26日に放った今季35本目の二塁打は、1958年の長嶋茂雄氏(当時巨人)が持つセ・リーグ新人最多二塁打記録(34本)を塗り替えた。そのほか、21世紀初となる新人での「打率3割、本塁打20本」を達成するなど、記録ずくめの1年目を締めくくった。
◇牧秀悟内野手コメント(球団公式HPより)
「受賞することができ素直にうれしい気持ちです。シーズンが残り少なかったので、悔いの残らないように一打席一打席良い形で打席に向かえた結果受賞することができよかったです。チームとしては最下位となってしまい悔しいシーズンでしたが、個人としては想像できなかった成績を残すことができました。来シーズンはリーグ優勝、そして個人としても今シーズンの成績を少しでも塗り替えられるよう頑張りますので、引き続きご声援よろしくお願いいたします」
なお、月間MVP賞において、ルーキーの同月、投打ダブル受賞は史上初となった。