【日本シリーズ2021展望】20年ぶりの日本一目指すヤクルト、25年ぶりの頂点狙うオリックス…チーム投手成績・打撃成績比較と注目ポイントは?
2021/11/18
ヤクルト
73勝52敗44セーブ149ホールド
防御率3.48(リーグ3位)
WHIP1.25(リーグ3位)
奪三振率8.06(リーグ1位)
与四死球率3.13(リーグ3位)
1試合平均3.71失点(リーグ3位)
オリックス
70勝55敗38セーブ107ホールド
防御率3.31(リーグ2位)
WHIP1.19(リーグ1位)
奪三振率7.57(リーグ4位)
与四死球率3.35(リーグ2位)
1試合平均3.50失点(リーグ2位)
異なるリーグのため参考値にはなるが、防御率、1試合平均の失点数など総合面ではややオリックスが優勢となった。今季投手4冠(最優秀防御率・最多勝・最高勝率・最多奪三振)に輝いた球界のエース・山本由伸投手を筆頭にリーグ2位の13勝を挙げるなど大ブレイクした高卒2年目の宮城大弥投手、8勝の田嶋大樹投手、山﨑福也投手、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦の先発マウンドに上がった山﨑颯一郎投手など先発陣の手駒は豊富。状況によってはリリーフ起用も大いに考えられる。
一方のヤクルトも、リーグ上位の投手成績を残しており、奪三振率、与四死球率ではオリックスを上回る。チーム最多勝は高卒2年目でエース格へと成長した奥川恭伸投手、小川泰弘投手の9勝だが、後半戦には高橋奎二投手、原樹理投手らが台頭し、先発ローテーションに定着した。また、今野龍太投手、NPBシーズン記録となる50ホールドをマークしたセットアッパー・清水昇投手、守護神スコット・マクガフ投手が盤石の勝ちパターンを形成するリリーフ陣は強力。シーズン終盤には先発から田口麗斗投手、アルバート・スアレス投手も加わり、さらに厚みを増している。