カープ、九里亜蓮がFA権を行使せず残留「やっぱり愛着はあります」堂林、大瀬良に続いて今オフ3人目
2021/11/22
広島東洋カープは22日、九里亜蓮投手がフリーエージェント(FA)権を行使せず、残留すると発表。同日に会見を行った。広島では堂林翔太内野手、大瀬良大地投手に続いて今季3人目のFA残留となった。
九里は、岡山理大付高、亜細亜大を経て、2013年ドラフト2位で広島に入団。ルーキーイヤーから20試合に登板すると、その後も先発、リリーフの両輪で登板を重ねた。開幕ローテーション入りを果たした昨季は、初めて規定投球回に到達。チームのエース格へと成長すると、今季は13勝を挙げ、青柳晃洋(阪神タイガース)とともに最多勝に輝いた。
通算成績は、185試合(813回2/3)を投げ、50勝40敗6ホールド、599奪三振、防御率3.77となっている。
■九里のコメント
・残留を決断した一番大きな要因は
「どれが一番かというのは決められないですが、カープ球団には本当にお世話になりました。本当に難しくて、これが一番というのはないです。」
・球団への愛着はあるか
「やっぱり愛着はありますね。球団や選手の皆さんに限らず、試合の中でたくさんの声援を下さったファンの皆さんのこともずっと鮮明に頭に残っていたので、すごく愛着といいますか、印象深いといいますか、そういうところがあります。」