第27週、2015年シーズン最終週。パは、内竜也（ロッテ）、セは黒田博樹（広島） 【BBC編集部が選ぶ、NPB週間MVP第27週（9/28-10/7）】
日々データ系のコラムを配信しているベースボールチャンネルでは、今季開幕から毎週セ・パ両リーグ、投打のMVPを独自にあげていく。数値からはすべてとは言えないが、現在のチーム状況が見えてくる。また今後の展望にも、ぜひ参考にしていただければうれしい。今回は、シーズン最終週となった9月28日から10月7日までの集計とする。
2015/10/08
ロッテ先発陣が好投
今度は投手陣だ。
PR(Pitching Run)順。リーグの平均防御率よりどれだけ傑出しているかを見る指標となる。
野手同様にパリーグから見ていく。平均防御率は前週3.15。今週は3.67。打高に振れた。
ロッテの先発投手の活躍が目立つ。チェン・グァンユウは、9月30日に先発して7回、10月5日にも先発して2回を投げいずれも無失点。涌井秀章は2試合17回を投げて2勝。大嶺祐太も7回無失点。最多奪三振は、楽天の則本昂大。大谷翔平を引き離し、2年連続最多奪三振のタイトルをものにした。
救援投手では、ロッテの内竜也がすべての勝ち星に絡む4セーブで失点なし。楽天の福山博之が3ホールド。
広島投手陣が奮闘
次にセリーグだ。
広島の黒田博樹は2試合に先発し16回1/3を投げて自責点1で2勝。前田健太も2試合で14回を投げて自責点1で1勝。三振は阪神の藤浪晋太郎が13でトップ。
救援投手は、広島の中崎翔太が5試合で2セーブ。すべて無失点。
投手のMVP、先発投手、パは、ロッテのチェン、セは広島の黒田。
救援投手、パはロッテの内。セは広島の中崎で2回目の選出だ。
今週の投打の総合MVP、パは4セーブのロッテの内、セは2勝と奮闘した広島の黒田とする。
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