村田は生え抜き以上に愛せる存在。日本シリーズで菅野対ソフトバンク打線を見たい 【音楽と野球 林 幸治さん(TRICERATOPS)インタビュー#2】
前回に続き、登場してくれるのはロックバンド・TRICERATOPSのベース&コーラス・林幸治さん。大の巨人ファンである。前編では、今シーズンの振り返りと、クライマックスシリーズへの意気込みを伺った。後編では、ファン熱が増すきっかけとなった人物・松井秀喜さんにまつわる話に加え、今後のチームに期待することを明かしていただこう。
2015/10/10
来季も原監督続投を希望
――すごい話ですね。話題はガラリと変わりますが、前回はクライマックスシリーズについてお話を聞きました。日本シリーズはどうでしょう!?
うーん…。菅野対ソフトバンク打線というのは、見てみたいですね。まだ巨人なのかソフトバンクなのか決まってもいませんけど。それにしてもソフトバンクは強すぎます。柳田選手とかうらやましいです。
――確かに。では少し気が早いかもしれませんが、来シーズン期待したい選手、また、チームを長中期的な見方をした場合どうなりそうですか?
僕はFAで来た選手より生え抜きの選手のほうが好きなんですけど、村田は生え抜き以上に愛せる存在になりつつあるんです。村田って、試合前にベンチ裏で「おぇ~」ってなるくらい緊張するタイプらしいです。僕もライブの時にそうなるから親近感があるんですよ。人間味があるなと思うし。あと、巨人って、彼に厳しくないですか? 調子の良し悪しもあるとは思うけど、元ホームラン王が8番を打ったり、エラーしてすぐ変えられたり…。それでもまだ出てくるところが好きなんです。だから打ってほしいですね。定着してほしいのは立岡。ようやく1番バッターに定着しそうな選手が出てきた感じがします。橋本も応援したいんですけど、こうなったら立岡を育ててほしいですね。長中期的には、坂本・長野のチームになっていくと思うので2人にも頑張ってもらわないと。
――この時期は監督の去就も話題になりますが。
絶対に原監督がいいです。賛否両論あるでしょうけど、僕は原さんの監督としての能力はすばらしいと思っているので。余談ですけど、以前、偶然飲食店でお会いしたことがあるんです。グータッチしてもらって、もう、すごく優しくていい人でした。
――感激ですね! この勢いで日本シリーズ優勝までいきますか。
クライマックスシリーズも勝ちたいし、こうなったら楽しみます。だけど、やっぱり1年間かけて目指すリーグ制覇こそに価値があって、おもしろいのもそこだと思うんですよね。
――同感です。では、目指すは「来季、原監督でリーグ優勝」ですね。
前編はこちらからから
プロフィール
林 幸治(はやし・こうじ)
1976年7月24日生まれ。東京都出身。ロックバンドTRICERATOPSのベース&コーラスとして、1997年にメジャーデビュー。 現在2014年12月にリリースしたアルバム「SONGS FOR THE STARLIGHT」を引っ提げ全国ツアー中。「野球・ソフトボールを東京オリンピックの正式種目に!」のPR映像に楽曲「Shout!」が使用され話題に。映像には長嶋茂雄氏、王貞治氏、野茂英雄氏、松井秀喜氏など球界関係者をはじめ多くの著名人が参加。また、今作のPV制作をするにあたり投稿動画を受付中。
オフィシャルホームページ http://triceratops.net/
PV動画受付特設サイト http://shout2015.com/
アルバム「SONGS FOR THE STARLIGHT」発売中