(オリックス・野手編)2021年プロ野球、各球団の助っ人外国人選手の今季を振り返る ジョーンズが代打の切り札に
2021/12/23
アダム・ジョーンズ
ポジション:外野手
投打:右投右打
今季成績:72試合、打率.234、36安打、4本塁打、23打点、OPS.677(出塁率.339+長打率.338)
来日2年目となったジョーンズ、MLB通算1939安打、ゴールドグラブ賞4度受賞など数々の実績を引っさげて来日した昨季だったが、87試合出場、打率.258、12本塁打と本領発揮はならなかった。
今季は「5番・指名打者(DH)」で開幕を迎えたが、シーズン序盤から調子が上がらず。しかし、代打起用をメインとして以降は、持ち前の打棒を見せ始めた。9月には家族の事情で一時帰国もあり、シーズン成績は打率.234、4本塁打と低迷したが、代打成績は打率.429(28打数12安打)、出塁率.568と驚異的な数字を残した。また、日本シリーズでは、第5戦の9回に値千金の代打逆転本塁打を記録。今季限りでの退団が濃厚となっているが、強いインパクトを残した。