【FAプロテクト予想2021】ソフトバンクへ又吉克樹がFA移籍、人的補償は誰？ 中日の補強ポイントを軸に考察
2021/12/23
野手編
野手陣の予想は以下のとおりとした。
【】内はプロテクト予想選手、（）内は人的補償対象外選手。
●捕手
【甲斐拓也】
牧原巧汰
【栗原陵矢】
谷川原健太
【海野隆司】
九鬼隆平
渡邉陸
●内野手
川瀬晃
髙田知季
松田宣浩
【今宮健太】
明石健志
【周東佑京】
（Ｙ．グラシアル）
【増田珠】
【牧原大成】
【井上朋也】
川原田純平
【リチャード】
野村大樹
【三森大貴】
小林珠維
●外野手
【中村晃】
【柳田悠岐】
中谷将大
佐藤直樹
柳町達
笹川吉康
【上林誠知】
（Ａ．デスパイネ）
水谷瞬
真砂勇介
松田宣浩は、減額制限を超える減俸の報道が出た。これは、球団としては退団の覚悟を持っているということだ。また、中日の内野手事情を考えたときに、主将・高橋周平と、大きな期待を寄せる石川昂弥のメインポジションが三塁であることから、松田を獲得する可能性は低いと考えた。
ベテランの明石健志も、近年は打撃低迷。今季は守備も一塁（17試合）と外野（3試合）のみ。ユーティリティとしても獲得する決め手には欠けるだろう。
松田らベテラン陣に代わってプロテクトすると予想したのが、井上朋也、増田珠らだ。井上は言わずもがな、ドラフト1位ルーキーでありトッププロスペクトだ。増田は、ファームで出場数チームトップの期待の二塁手。中日が、二塁が薄いこともありプロテクトすると予想した。
捕手と外野手は薄めに予想。捕手では甲斐拓也と栗原陵矢、外野手は柳田悠岐と中村晃を優先的にプロテクト。捕手陣の中でも起用数の多い海野隆司も守った。そして、中日の外野事情を考えたときに、入団してくるルーキーを含めて辛抱強く起用したい選手が多いのが現状だ。そこを鑑みたときに、実績もあり長打力のある上林誠知をプロテクトするに至った。
野手の狙い目としては、野村大樹あたりか。ファームでは三塁のほか一塁、二塁も守っており、スラッガーに成長すれば内野の層が厚くなる。外野手の真砂勇介も即戦力としては魅力的だ。
また、予想とは全く別の選手を指名する可能性も十分にある。中日はこの“宝の山”から、いったい誰を指名するのだろうか。