“秋ロッテ”史上最高勝率で堂々のCS進出!! ここからがゴールデンイヤーの幕開けだ!!【ほぼ月刊マリーンズ#7】
相次ぐ主力の離脱で満身創痍となりながらも、土壇場でライオンズをかわしてクライマックスシリーズ進出を決めたマリーンズ。今回は、春先からひたすら唱え続けてきた“ゴールデンイヤー”の成就に向け、ファンにも選手にも“朗報”と言えるデータをひとつ紹介しておきたい。
2015/10/09
シーズン終盤の勝率.722は05年以降で過去最高!!
そして最後に、心のなかではどこか半信半疑で「そうは言ってもホークスでしょ」などと思っているマリーンズファンに心強いデータをひとつ。
チームカラーを象徴する“秋ロッテ”の強さを検証するべく、日本一になった05年以降の11シーズンにわたって、9月15日からペナント終了までの勝率を算出したのが下記の表だ。
これによると、怒濤の“帳尻合わせ”をみせた今季の勝率は、実に.722と“秋ロッテ”史上ナンバーワン。05年、10年はもとより、3位のホークスに終盤で5連勝して、首位のファイターズを2ゲーム差にまで追いつめた07年よりも、がぜん勢いに乗っていることになる。
ホークス、ファイターズにとっては、事実上“カモ”にしていたライオンズが上がってきてくれたほうが、よほど楽だったことだろう。
だが、残念ながら最後の切符をつかんだのは、目下、史上最高の波に乗るマリーンズ。
たとえ、今般発表されたばかりの『WBSC世界野球プレミア12』の“侍ジャパン”に12球団で唯一、誰ひとり選ばれなかったとしても、この秋を誰より楽しみ、最後に笑うのは我々。
上位チームをひたすら戦々恐々とさせるべく、チーム&ファンが一丸となって挑戦権を勝ち取った“ROAD TO 下克上”。本当の意味での“ゴールデンイヤー”はこれからだ──。