ヤクルトの“歴代最強”キャッチャー5人。球団史を彩る正捕手の系譜は?
2023/08/28
産経新聞社
八重樫幸雄(やえがしゆきお)
投打:右投右打
身長/体重:180センチ/92キロ
生年月日:1951年6月15日
経歴:仙台商
ドラフト:1969年ドラフト1位
○ベストナイン:1回(1985年)
○オールスターゲーム出場:3回(1984、1985、1987年)
高卒ドラ1で入団した大型捕手。しかし入団当初は、正捕手不在のチーム事情もあり、同期の大卒選手である大矢の存在や、打撃センスの高さからコンバートを余儀なくされた。捕手としては、捕手登録復帰を果たした1975年から少しずつ出場機会を獲得していくと、83年には極端なオープンスタンス「八重樫打法」を習得し、大矢に代わって正捕手として台頭。84年には自己最多の18本塁打、85年は打率.304(規定到達)と“打”で存在感を示した。
通算成績は、1348試合に出場し、打率.241、773安打、103本塁打、401打点、6盗塁となっている。