阪神の“歴代最強”キャッチャー5人。タイガース球団史を彩る正捕手の系譜は?
2023/08/28
産経新聞社
矢野輝弘・燿大(やのあきひろ)
投打:右投右打
身長/体重:181センチ/81キロ
生年月日:1968年12月6日
経歴:桜宮高-東北福祉大
ドラフト:1990年ドラフト2位
○ベストナイン:3回(2003、05-06年)
○ゴールデングラブ賞:2回(2003、05年)
○オールスターゲーム出場:7回(1999、2002-06、08年)
○北京オリンピック出場(2008年)
歴代でも指折りの名捕手として知られ、2019年からは指揮官としてチームを4年連続のAクラス入りに導いた。1990年に中日ドラゴンズへ入団したが、レギュラー奪取は叶わず。97年オフに大豊泰昭とともにトレード移籍で阪神に活躍の場を移した。すると、卓越したリードなど主に守備面を評価され、初年度から正捕手へ定着。99年には打率.304(規定到達)をマークし、その座を不動のものとした。以降も攻守に欠かせない存在となり、2003、05年のリーグ優勝の原動力となった。
阪神での通算成績は、1320試合出場、打率.275、1178安打、98本塁打、510打点、13盗塁となっている。