広島の“歴代最強”キャッチャー5人。カープ球団史を彩る正捕手の系譜は?
2023/08/28
産経新聞社
會澤翼(あいざわつばさ)
投打:右投右打
身長/体重:175センチ/87キロ
生年月日:1988年4月13日
経歴:水戸短大付高
ドラフト:2006年高校生ドラフト3巡目
○ベストナイン:3回(2017-19年)
○オールスターゲーム出場:3回(2015、18-19年)
○WBSCプレミア12出場:1回(2019年)
現広島を支える“攻撃型捕手”。2014年に65試合出場ながら2桁10本塁打を放つなどパワフルな打撃で台頭した。その後、石原慶幸と併用される時期を経て、18年には打率.305(規定未満)、13本塁打と攻守にチームを支え、リーグ3連覇の原動力に。翌19年は初めて規定打席をクリアするなどシーズン通した活躍を見せ、3年連続となるベストナインを受賞。同年11月に開催されたWBSCプレミア12でも扇の要を担い、世界一に大きく貢献した。しかし、近年はコンディション不良や故障に悩まされており、今季も出場機会を減らしている。
2023年8月28日時点の通算成績は、989試合出場、打率.256、670安打、72本塁打、339打点、5盗塁となっている。
今回挙げた5人以外にも、創設直後のチームで礎を築いた名捕手・門前眞佐人や、門前の後継者として長らくチームを支えた田中尊らも活躍を見せた。
【了】