中日の“歴代最強”キャッチャー5人。ドラゴンズ球団史を彩る正捕手の系譜は?
2023/08/28
産経新聞社
中尾孝義(なかおたかよし)
投打:右投右打
身長/体重:173センチ/75キロ
生年月日:1956年2月16日
経歴:滝川高-専修大-プリンスホテル
ドラフト:1980年ドラフト1位
○最優秀選手(MVP):1回(1982年)
○ベストナイン:1回(1982年)
○ゴールデングラブ賞:1回(1982年)
○オールスターゲーム出場:2回(1982、84年)
※中日在籍時のみ。巨人時代にベストナイン、ゴールデングラブ賞、カムバック賞1回受賞。オールスター1回出場。
捕手として高い総合力を備えた中尾。闘志溢れるプレーでチームを鼓舞した。社会人出身の即戦力として入団すると、期待通りルーキーイヤーの81年からレギュラーを奪取。翌82年には打率.282、18本塁打、守備でも盗塁阻止率.429と高水準の数字を残してリーグ優勝の原動力となり、最優秀選手(MVP)などに輝いた。その後は故障に苦しむことも多かったが、中日では8シーズン活躍を続けた。
中日での通算成績は、762試合出場、打率.269、588安打、94本塁打、275打点、37盗塁となっている。