中日の“歴代最強”キャッチャー5人。ドラゴンズ球団史を彩る正捕手の系譜は?
2023/08/28
産経新聞社
中村武志(なかむらたけし)
投打:右投右打
身長/体重:179センチ/79キロ
生年月日:1967年3月17日
経歴:花園高
ドラフト:1984年ドラフト1位
○オールスターゲーム出場:8回(1988-91、93、96、98、2001年)
“闘将”星野仙一氏の愛弟子。高卒5年目の89年に正捕手に定着すると、同年は驚異の盗塁阻止率.516を記録。91年には打率.270(規定未満)、キャリアハイの20本塁打を放つなど存在感を発揮し、その座を不動のものとした。同時期のセ・リーグには古田敦也、谷繁元信ら歴代屈指の名捕手がいたため、主要タイトルの受賞経験はないが、2002年に横浜へトレード移籍するまで扇の要としてチームを支えた。
中日での通算成績は、1658試合出場、打率.245、1227安打、120本塁打、533打点、26盗塁となっている。