オリックスの“歴代最強”キャッチャー5人。球団史を彩る正捕手の系譜、バファローズレジェンド捕手たちの成績は?
2022/01/20
球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(オリックス・バファローズ・捕手編)
※近鉄選手は含まない。
黄金期築いた扇の要
岡村浩二(おかむらこうじ)
投打:右投右打
身長/体重:175センチ/80キロ
生年月日:1940年11月10日
経歴:高松商-立教大
○ベストナイン:1回(1969年)
○オールスターゲーム出場:5回(1964、67、69-71年)
創設初のリーグ優勝、3連覇に貢献した岡村。扇の要として阪急黄金期を築いた。西本幸雄氏が指揮官に就任した1963年に正捕手へ定着すると、67年には創設初のリーグ優勝に貢献。さらに69年は打率.262、15本塁打と攻守に存在感を放ち、リーグ3連覇の立役者の一人に。キャリア唯一となるベストナインを受賞した。
チーム在籍時の通算成績は、1212試合出場、打率.226、785安打、81本塁打、370打点、14盗塁となっている。