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柳田の状態、試合間隔……OBの本間満氏が指摘、圧倒的Vのソフトバンクに死角はあるか

パリーグは、クライマックスシリーズファーストステージでロッテが2勝1敗で日本ハムを下し、ファイナルステージへ進出を果たした。圧倒的Vでポストシーズンへ臨むソフトバンクに不安要素はあるか?

2015/10/13

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絶対的エース不在の中、先発陣の出来に注目

 本間氏は“柳田問題”の他にも、不安要素があるという。
 それが先発投手陣だ。今シーズンは武田翔太がチーム最多の13勝をマークし、新外国人のバンデンハークが9勝無敗と好投した。しかし、絶対的エースとなると……すんなり名前が出てこないのが現状だ。

「僕らの時代には斉藤和巳さんがいて、他にも和田毅、杉内俊哉といった投手がいました。今シーズンに関していえば、経験や実績を考慮すると攝津正がその座についていてほしいのですが、そこまでの安定感がない。おそらく武田、バンデンハークが軸になると思いますが、経験という点でどうなのかなと。それに工藤(公康)監督もCS初采配になります。短期決戦でどんな采配をするのか、注目したいですね」

 もちろん、ソフトバンクには1勝のアドバンテージがあり、全試合ホーム開催と、有利な材料が揃っている。なにより、シーズン90勝という数字が選手たちの自信になっているはずだ。

「CSに向けていろいろと不安を挙げましたが、選手層の厚さは群を抜いています。普段通りの戦いができれば間違いなく突破できるはずです。まずは2戦目までに1勝を挙げること。そうすればソフトバンクの戦いができると思います」

 日本一連覇に向けての最初の関門となるCSファイナル。はたして、シーズンに見せた圧倒的な強さを見せてくれるのだろうか。ソフトバンクの戦いから目が離せない。

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