千葉ロッテの“歴代最強”キャッチャー5人。球団史を彩る正捕手の系譜、マリーンズレジェンド捕手たちの成績は?
2022/01/22
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球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(千葉ロッテマリーンズ・捕手編)
攻守の要担ったレジェンド捕手
土井垣武(どいがきたけし)
投打:右投右打
身長/体重:164センチ/64キロ
生年月日:1921年7月1日
経歴:米子中
○ベストナイン:3回(1950-52年)
○オールスターゲーム出場:2回(1951-52年)
※ロッテ(当時毎日)在籍時のみ。阪神時代にベストナイン3回受賞。
同シリーズ阪神編でも名を連ねた土井垣。ロッテ(当時毎日)には創設1年目の1950年に加入すると、クリーンアップの一角として打率.322、15本塁打をマークし、2リーグ制となった同年の初代日本一に大きく貢献。自身は阪神時代から4年連続となるベストナインを受賞した。在籍はわずか4シーズンだったが、攻守の要として球団の礎を築いた。
チーム在籍時の通算成績は、426試合出場、打率.290、445安打、42本塁打、247打点、29盗塁となっている。