ソフトバンクの“歴代最強”キャッチャー5人。球団史を彩る正捕手の系譜、ホークスレジェンド捕手たちの成績は?
2022/01/24
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球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(福岡ソフトバンクホークス・捕手編)
“ささやき戦術”を駆使した名捕手
筒井敬三(つついけいぞう)
身長/体重:168センチ/65キロ
生年月日:1923年1月1日
経歴:和歌山・海南中-横浜専
○オールスターゲーム出場:2回(1953、55年)
走攻守三拍子揃ったプレースタイルで活躍した筒井。入団1年目の1946年にいきなり正捕手に抜擢され、打率.282、15盗塁をマーク。球団創設初のリーグ優勝に大きく貢献した。また、守備では“ささやき戦術”を駆使。頭脳的な策で打者を幻惑していた。
チーム在籍時の通算成績は、848試合出場、打率.247、616安打、24本塁打、245打点、59盗塁となっている。