ソフトバンクの“歴代最強”キャッチャー5人。球団史を彩る正捕手の系譜、ホークスレジェンド捕手たちの成績は?
2022/01/24
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球界随一の“キャノン砲”
甲斐拓也(かいたくや)
投打:右投右打
身長/体重:170センチ/85キロ
生年月日:1992年11月5日
経歴:楊志館高
ドラフト:2010年育成ドラフト6位
○ベストナイン:2回(2017、20年)
○ゴールデングラブ賞:5回(2017-21年)
○オールスターゲーム出場:3回(2018-19、21年)
○WBSCプレミア12出場:1回(2019年)
○東京オリンピック出場(2021年)
“甲斐キャノン”の異名を取る現ソフトバンクの正捕手。2010年に育成選手として入団し、13年シーズン終了後に支配下契約を締結した。17年にレギュラーの座を勝ち取って以降は、球界随一の強肩と軽快なフットワークで高い盗塁阻止率を誇り、同年からゴールデングラブ賞の連続受賞を継続中(2021年で5年連続)。一発長打を秘めた打撃も魅力で、19年から3年連続2桁本塁打をクリアしている。また、2021年に開催された東京五輪では、日本代表の司令塔として攻守に躍動。ベストナインに選出され、世界一の原動力となった。
2021年終了時点の通算成績は、635試合出場、打率.230、367安打、46本塁打、176打点、25盗塁となっている。
今回挙げた5人以外にも、“ドカベン”の愛称で親しまれた香川伸行、シーズン26本塁打を放った田上秀則などの強打者も輝きを放った。