ヤクルトの“歴代最強”ファースト5人。球団史を彩る正一塁手の系譜、スワローズレジェンド選手たちの成績は?
2022/01/30
球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(東京ヤクルトスワローズ・一塁手編)
大杉勝男(おおすぎかつお)
投打:右投右打
身長/体重:181センチ/88キロ
生年月日:1945年3月5日
経歴:関西高-丸井
○オールスターゲーム出場:2回(1977、81年)
※ヤクルト在籍時のみ。日本ハム在籍時に本塁打王・打点王2回、ベストナイン5回、ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞)1回受賞。オールスター6回出場。
両リーグで1000安打を達成した大杉。日本ハム時代には本塁打王、打点王を2回ずつ受賞するなど中心打者として打線を牽引した。ヤクルトには1975年に加入すると、変わらぬ存在感を発揮。78年には4番打者として打率.327、30本塁打をマークし、球団創設初となる日本一の原動力となった。キャリア晩年まで活躍を続け、在籍9シーズンすべてで2桁本塁打(うち20本塁打以上6度)を放った。
チーム在籍時の通算成績は、1027試合出場、1057安打、199本塁打、688打点、4盗塁となっている。