阪神の“歴代最強”ファースト5人。球団史を彩る正一塁手の系譜、タイガースレジェンド選手たちの成績は?
2022/02/01
産経新聞社
遠井吾郎(とおいごろう)
投打:左投左打
身長/体重:180センチ/85キロ
生年月日:1939年12月4日
経歴:柳井高
○オールスターゲーム出場:3回(1966-67、70年)
チーム一筋20年を貫いた遠井。巧みなバットコントロールで広角に長短打を打ち分けた。1963年にレギュラーを獲得すると、翌64年のリーグ優勝に大きく貢献。以降も長らくクリーンアップの一角として打線を支えた。66年には長嶋茂雄(当時巨人)と首位打者争いを繰り広げ、タイトルこそ逃したが、キャリアハイの打率.326をマーク。2桁本塁打も6年連続を含む8度(1963-68、70、74年)を数えた。
通算成績は、1919試合出場、打率.272、1436安打、137本塁打、688打点、22盗塁となっている。