阪神の“歴代最強”ファースト5人。球団史を彩る正一塁手の系譜、タイガースレジェンド選手たちの成績は?
2022/02/01
産経新聞社
藤田平(ふじたたいら)
投打:右投左打
身長/体重:177センチ/81キロ
生年月日:1947年10月19日
経歴:市立和歌山商
ドラフト:1965年ドラフト2位
○首位打者:1回(1981年)
○ベストナイン:7回(1967、69-71、73-74、81年)
○ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞):3回(1973、75、81年)
○カムバック賞:1回(1981年)
○オールスターゲーム出場:8回(1967、69、71、73-76、81年)
※1981年以外のベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞)は遊撃手部門での受賞。
球団生え抜き初の通算2000安打を達成した藤田。プロ1年目から頭角を現し、翌1967年に正遊撃手へ定着。その後は主に1、3番として安打を量産し、ベストナインにも6回(1967、69-71、73-74年)選出された。78年シーズン途中からは一塁を主戦場とし、翌年は故障でシーズンのほとんどを棒に振ったが、コーチ兼任となった81年には打率.358をマーク。自身初の首位打者や、ベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞)、カムバック賞に輝くなど見事な復活劇を見せた。
通算成績は、2010試合出場、打率.286、2064安打、207本塁打、802打点、85盗塁となっている。