巨人の“歴代最強”ファースト5人。球団史を彩る正一塁手の系譜、ジャイアンツレジェンド選手たちの成績は?
2022/02/03
産経新聞社
清原和博(きよはらかずひろ)
投打:右投右打
身長/体重:188センチ/109キロ
生年月日:1967年8月18日
経歴:PL学園高
ドラフト:1985年ドラフト1位
○オールスターゲーム出場:6回(1997-98、2000-02、05年)
※巨人在籍時のみ。西武時代に新人王、最高出塁率2回、ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞5回受賞。オールスター11回出場。オリックス時代にオールスター1回出場。
1997年にFA移籍で巨人入りした清原。西武時代には高卒1年目から目覚ましい活躍を見せ、「AKD砲」の一角としてチームの黄金期を築いた。巨人でも初年度から主に4番へ座り、打率.249ながら32本塁打と持ち味を発揮。99年から2年間はけがに苦しんだが、2001年には打率.298、29本塁打、121打点をマーク。惜しくも打点王のタイトルこそ逃したが、復活を印象付けた。以降も故障に悩まされる時期は散見されたが、在籍9シーズンすべてで2桁本塁打(うち20本塁打以上5度)を記録。球界屈指の長距離砲として存在感を示していた。
チーム在籍時の通算成績は、846試合出場、720安打、185本塁打、576打点、1盗塁となっている。
今回挙げた5人以外にも、キャリア晩年に活躍した天才打者・落合博満や、“アジアの大砲”李承燁(イ・スンヨプ)、FA加入でシーズンMVPにも輝いた小笠原道大、現巨人で不動の「4番・三塁」を任されている岡本和真らが一塁のポジションでも輝きを放った。