セリーグVのヤクルトは4人 松田、畠山、大野らが今季取得、今オフのFA権有資格者は?
松田宣浩、畠山和洋、大野奨太ら今季も多くの有力選手たちがFA権を取得。カブスをDFAされた和田毅、今季途中に日本復帰した藤川球児も含め、その動向に注目が集まる。
2015/10/15
正捕手クラスの宣言はあるか?
・捕手
海外FA権
實松一成、☆鶴岡一成、石原慶幸、倉義和、細川亨、☆炭谷銀仁朗、☆嶋基宏
国内FA権
☆大野奨太
日本ハムの大野、新たに海外FA権を得た炭谷、嶋らパの正捕手クラスの多くがFA権取得した。中日、横浜ら正捕手を固定できず苦しんだ球団は多く、宣言すれば争奪戦になるのは間違いないだろう。特に大野は今季こそ74試合出場に終わったものの守備は健在だ。一昨年の山崎勝己のケースからもわかるように控え捕手クラスであっても宣言すれば需要は少なくない。
内野手は二遊間、外野手は一芸に秀でた選手
・内野手
海外FA権
田中浩康、井端弘和、阿部慎之助、☆村田修一、☆西岡剛、☆梵英心、☆新井貴浩、☆木村昇吾、荒木雅博、森野将彦、☆松田宣浩、☆本多雄一、飯山裕志、井口資仁、今江敏晃、福浦和也、中村剛也、後藤光尊、藤田一也
国内FA権
☆武内晋一、☆畠山和洋、☆坂本勇人、☆小窪哲也、☆石川雄洋、☆大松尚逸、☆脇谷亮太、☆渡辺直人
35本塁打のソフトバンク松田、打点王を獲得したヤクルト畠山と両優勝チームの主砲がFA権を獲得。両選手ともに大型長期契約の噂もある。また今季FA権を取得した坂本や石川らを中心に二遊間に人材が多いのも今オフの特徴。レギュラークラスはもちろん、所属チームでバックアップを務める小窪や木村昇、脇谷らも使い勝手は抜群で、もし宣言すれば獲得したいという球団は多いだろう。
・外野手
海外FA権
☆亀井善行、鈴木尚広、高橋由伸、廣瀬純、内川聖一、☆サブロー、栗山巧、鉄平、松井稼頭央
国内FA権
☆飯原誉士、☆松元ユウイチ、☆赤松真人、☆藤井淳志、☆吉村裕基、☆矢野謙次、☆聖澤諒
今季新たに7人の選手が国内FA権を取得。脚の聖澤、守備の赤松、パワーの吉村と今季は不調に終わったものの一芸に秀でた選手が多いのが特徴、ピンポイントで補強を施したい球団から声がかかる可能性はある。また14年ぶりの優勝を決めたヤクルトからは内外野合わせて4選手がFA権を得ており、ポストシーズン後の球団の動向に注目が集まる。