オリックスの“歴代最強”ファースト5人。球団史を彩る正一塁手の系譜、バファローズレジェンド選手たちの成績は?
2022/02/11
産経新聞社
球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(オリックス・バファローズ・一塁手編)
※近鉄選手は含まない。
加藤秀司・英司(かとうひでじ)
投打:左投左打
身長/体重:176センチ/75キロ
生年月日:1948年5月24日
経歴:PL学園-松下電器
ドラフト:1968年ドラフト2位
○最優秀選手(MVP):1回(1975年)
○首位打者:2回(1973、79年)511020
○打点王:3回(1975-76、79年)
○最高出塁率:3回(1976-77、79年)
○ベストナイン:5回(1973、75-77、79年)
○ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞):3回(1975-77年)
○オールスターゲーム出場:11回(1971、73-82年)
阪急(現オリックス)黄金期の中心打者。1971年から「3番・一塁」の座を不動のものとし、73年には初の首位打者(打率.337)を獲得。打線の核として3年連続日本一(1975〜77年)の原動力となり、75年には最優秀選手(MVP)にも輝いた。さらに、79年には打率.364、35本塁打、104打点、出塁率.437とキャリアハイの数字を並べ、打撃3冠(打率・打点・出塁率)を受賞。同球団では14年間活躍し、数々のタイトルを手にした。
チーム在籍時の通算成績は、1516試合出場、打率.307、1642安打、305本塁打、1027打点、126盗塁となっている。