千葉ロッテの“歴代最強”ファースト5人。球団史を彩る正一塁手の系譜、マリーンズレジェンド選手たちの成績は?
2022/02/13
産経新聞社
福浦和也(ふくうらかずや)
投打:左投左打
身長/体重:183センチ/88キロ
生年月日:1975年12月14日
経歴:習志野高
ドラフト:1993年ドラフト7位
○首位打者:1回(2001年)
○ベストナイン:1回(2010年)※指名打者(DH)部門での受賞。
○ゴールデングラブ賞:3回(2003、05、07年)
○オールスターゲーム出場:3回(2000、04-05年)
ロッテ一筋26年を貫いた“幕張の安打製造機”。通算2235試合出場は、球団記録となっている。投手としてプロ入りしたが、肩の故障でルーキーイヤーにすぐさま野手転向。非凡な打撃センスで97年に台頭し、翌98年にはレギュラーの座を不動のものとした。以降は「3番・一塁」を主戦場とし、2001年には熾烈なタイトル争いを制して初の首位打者(打率.346)を獲得。同年から6年連続打率3割をクリアした。また、守備面でもゴールデングラブ賞を3度(2003、05、07年)受賞。柔らかいハンドリングは、球界トップクラスの評価を得ていた。
通算成績は、2235試合出場、打率.284、2000安打、118本塁打、935打点、10盗塁となっている。
今回挙げた5人以外にも、他ポジションでの起用が目立ったジョージ・アルトマン、落合博満、井口資仁らがファーストでも活躍。現役の井上晴哉、ブランドン・レアードも存在感を放っている。