西武の“歴代最強”ファースト5人。球団史を彩る正一塁手の系譜、ライオンズレジェンド選手たちの成績は?
2022/02/19
産経新聞社
山川穂高(やまかわほたか)
投打:右投右打
身長/体重:176センチ/103キロ
生年月日:1991年11月23日
経歴:中部商-富士大
ドラフト:2013年ドラフト2位
◯最優秀選手(MVP):1回(2018年)
◯本塁打王:2回(2018-19年)
◯ベストナイン:2回(2018-19年)
◯オールスターゲーム出場:3回(2018-19、21年)
「山賊打線」に欠かせない存在となっている現西武の“ホームランアーチスト”。プロ3年目の16年に49試合出場ながら14本塁打を放ち、頭角を現した。18年には不動の「4番・一塁」として大きく飛躍。全143試合に出場し、打率.281、47本塁打、124打点の成績で10年ぶりリーグ優勝の立役者となり、自身は本塁打王とベストナイン、最優秀選手(MVP)にも選出された。リーグ連覇を果たした翌19年も、最多本塁打(43本)とベストナインを2年連続受賞。以降もコンスタントに20本以上のアーチを描いている。その一方で、近年は故障の影響もあり打率は2割台前半と低迷。22年シーズンは、チームの主砲として本領発揮に期待がかかる。
2021年終了時点の通算成績は、640試合出場、打率.254、547安打、177本塁打、480打点、1盗塁となっている。
今回挙げた5人以外にも、球団創成期のつなぎ役・河野昭修や、第一次黄金期を支えた片平晋作なども存在感を発揮。スティーブ・オンティベロス、現楽天の浅村栄斗は他ポジションでの起用も目立っていたが、ファーストでも活躍を見せた。