巨人の“歴代最強”セカンド5人。球団史を彩る正二塁手の系譜、ジャイアンツレジェンド選手たちの成績は？
2022/02/25
産経新聞社
緒方耕一
投打：右投両打
身長/体重：175センチ/68キロ
生年月日：1968年9月2日
経歴：熊本工
ドラフト：1986年ドラフト6位
○盗塁王：2回（1990-93年）
俊足巧打のスイッチヒッターとして躍動した緒方。1989年に打率.308（規定未満）、13盗塁をマークして頭角を現し、チームの日本一に貢献。90年には主に「1番・二塁」として33盗塁を決め、盗塁王に輝いた。翌年はアキレス腱負傷の影響を受け、盗塁数は1桁へ激減したが、中堅をメインに守った93年に持ち味を取り戻し、最多盗塁のタイトル（24個）に返り咲いた。95年以降は再び故障に苦しみ、30歳の若さで現役引退を決断したが、確かなインパクトを残した。
通算成績は、685試合出場、打率.263、486安打、17本塁打、130打点、96盗塁となっている。