巨人の“歴代最強”セカンド5人。球団史を彩る正二塁手の系譜、ジャイアンツレジェンド選手たちの成績は?
2022/02/25
産経新聞社
仁志敏久(にしとしひさ)
投打:右投右打
身長/体重:171センチ/80キロ
生年月日:1971年10月4日
経歴:常総学院高-早稲田大-日本生命
ドラフト:1995年ドラフト2位
○新人王(1996年)
○ゴールデングラブ賞:4回(1999-2002年)
○オールスターゲーム出場:4回(1998、2000-01、04年)
※チーム在籍時のみ。横浜時代にオールスター1回出場。
職人肌のプレーが光った仁志。即戦力として1年目からリードオフマンを担い、打率.270(規定以上)、17盗塁の成績でリーグ優勝に大きく貢献。自身は新人王に輝いた。その後は、不動の「1番・二塁」へ定着。堅実な守備で1999年から4年連続ゴールデングラブ賞を受賞した。さらに、2004年には打率.289、キャリアハイの28本塁打、60打点をマークして「史上最強打線」を牽引。在籍11シーズンで2桁本塁打を6度(1997-98、2000-01、04-05年)記録するなどパンチ力も際立っていた。
チーム在籍時の通算成績は、1278試合出場、打率.271、1294安打、133本塁打、443打点、131盗塁となっている。
今回挙げた5人以外にも、土屋正孝や、ジョン・シピンらも活躍。現役の吉川尚輝は、正二塁手としてさらなる飛躍に期待がかかる。