広島の“歴代最強”セカンド5人。球団史を彩る正二塁手の系譜、カープレジェンド選手たちの成績は?
2022/02/27
産経新聞社
菊池涼介(きくちりょうすけ)
投打:右投右打
身長/体重:171センチ/68キロ
生年月日:1990年3月11日
経歴:武蔵工大二高-中京学院大
ドラフト:2011年ドラフト2位
○最多安打:1回(2016年)
○ベストナイン:2回(2017-20年)
○ゴールデングラブ賞:9回(2013-21年)
○オールスターゲーム出場:7回(2014-19、21年)
○ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場:1回(2017年)
○WBSCプレミア12出場:1回(2019年)
○東京オリンピック出場(2021年)
驚異的な守備範囲を誇る球界随一の守備職人。569守備機会連続無失策、シーズン535補殺はいずれも二塁手のNPB記録となっている。プロ2年目の2013年に不動の正二塁手となり、同年からゴールデングラブ賞の連続受賞を継続中(2021年終了時点で9年連続)。20年には短縮シーズン(120試合制)ではあったが、シーズン守備率10割を達成した。打撃では主に2番打者として打線の潤滑油となり、6年連続を含む7度(2013、15-20年)のリーグ最多犠打を記録。特に16年には打率.315、181安打をマークし、最多安打のタイトルも獲得。リーグ3連覇(2016-18年)の原動力となった。また、国際大会でも日本代表の常連となっており、21年開催の東京オリンピックにも出場。内野の要として金メダル獲得に貢献した。
2021年終了時点の通算成績は、1285試合出場、打率.272、1356安打、111本塁打、480打点、111盗塁となっている。
今回挙げた5人以外にも、金山次郎や、他ポジションでの起用も目立った古葉竹識、大下剛史、ユーティリティープレイヤーとしてチームを支えた木村拓也などもセカンドとして活躍を見せていた。