中日の“歴代最強”セカンド5人。球団史を彩る正二塁手の系譜、ドラゴンズレジェンド選手たちの成績は?
2022/03/01
産経新聞社
中日の歴代ベストナイン・二塁手部門
球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(中日ドラゴンズ・二塁手編)
国枝利通(くにえだとしみち)
投打:右投右打
身長/体重:170センチ/64キロ
生年月日:1920年6月23日
経歴:岐阜商-明治大-大日本土木
俊足巧打のプレースタイルを特徴とした国枝。1948年からサードのレギュラーとなり、50年にセカンドへ本格コンバート。52年にはつなぎの2番打者として打率.303、35盗塁、リーグトップの24犠打をマークした。プロ生活は7年間と長くなかったが、3年連続を含む4度(1948、50-52年)シーズン30盗塁に到達。持ち前のスピードで強い存在感を放っていた。
通算成績は、701試合出場、打率.273、633安打、10本塁打、201打点、192盗塁となっている。