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中日の“歴代最強”セカンド5人。球団史を彩る正二塁手の系譜、ドラゴンズレジェンド選手たちの成績は?

2022/03/01

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産経新聞社



立浪和義(たつなみかずよし)

投打:右投左打
身長/体重:173センチ/70キロ
生年月日:1969年8月19日
経歴:PL学園高
ドラフト:1987年ドラフト1位
○新人王(1988年)
○ベストナイン:2回(1996、2004年)※2004年は三塁手部門での受賞。
○ゴールデングラブ賞:5回(1988、95-97、2003年)※1988年は遊撃手部門、2003年は三塁手部門での受賞。
○オールスターゲーム出場:11回(1988、91、94-98、2000、02-04年)
 
 2022年シーズンから指揮官としてチーム再建を託された3代目“ミスタードラゴンズ”。PL学園高3年時には主将を任され、甲子園春夏連覇を達成。鳴り物入りでドラフト1位入団を果たすと、ルーキーイヤーにいきなり遊撃のレギュラーを獲得し、新人王に輝いた。92年には自ら志願して二塁へコンバート。主に3番を打った96年には、熾烈な首位打者争いを展開。惜しくも受賞は逃したが、キャリア唯一の全試合出場を果たし、打率.323、165安打、39二塁打、出塁率.404と多くの部門で自己最高の成績を並べ、ベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞した。さらに、99年もクリーンアップの一角としてチームの11年ぶりリーグ優勝に貢献。2001年途中からは三塁を主戦場とし、キャリア晩年は代打の切り札としても存在感を発揮した。中日一筋22年の現役生活で7度(1990、92、95-96、2000、02、04年)の打率3割(規定以上)を記録。2021年終了時点で通算2480安打はNPB歴代8位、同487二塁打は歴代トップに君臨している。

 通算成績は、2586試合出場、打率.285、2480安打、171本塁打、1037打点、135盗塁となっている。

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